農業用ため池の安全対策等に関する研修会を開催しました(12/26)
お知らせ
新潟県ため池サポートセンターが主催する農業用ため池の安全対策等に関する研修会を令和5年12月26日にWeb形式にて開催しました。
研修会では、県・市町村、土地改良区の職員の他に、ため池管理者の方なども含め約170名が参加しました。
研修会の内容については、以下のとおりです。
1 日常管理の技術指導 講師:新潟県土地改良事業団体連合会
ため池管理者が定期的に行う日常管理において、防災上の観点から特にポイントとなる部分について技術指導を行いました。
2 ハザードマップの活用事例 講師:県庁農地建設課、津南町
県内外の地域でハザードマップを活用している事例を紹介しました。
3 ため池整備の新技術 講師:新潟大学名誉教授
農業用ため池堤の簡易越水保護工について紹介しました。
4 ため池管理アプリの実演、操作方法 講師:県庁農地建設課
農業用ため池の日常管理を支援するために開発されたスマートフォンアプリのインストールの実践及び使い方の実習を行いました。
今回の研修会では、参加者からため池管理アプリをお手持ちのスマートフォンにインストールしていただき、日常管理の点検結果をスマートフォンにて報告する手順について実践を交えて実習を行いました。令和6年1月1日に発生した能登半島地震の際は、スマートフォンアプリからのため池の緊急点検の結果を報告していただいた方もおられ、点検結果を迅速に共有できたことは、研修の成果があったと感じております。
今後もため池管理アプリの普及率を上げて、万が一の災害の際には、情報共有がスムーズに行えるよう取り組んでいきます。